来たぁ〜!

10月27日(月)

気候はいよいよ秋になった。

風が北寄りになった朝の最低気温23℃、日中はまだ夏日の26℃まで上がるが。

海坊主5時起床、6時から8時まで南川漁港堤防先端へ。

やはりヒラアジの魚影が濃くなっているようだ。

沖目に投げたK-TEN BLUEOCEAN 125 パールレインボーにググンッとアタリが!

更に堤防下の港内リーフエッジ際でラパラCD9GFR ( 赤金 ) に40cm 程のヒラアジがアタック!ググンッと手元に引きを感じたと思った瞬間、ギラッと水面に魚体を煌めかせてフックアウト… 。

そろそろ来るかなぁ〜… 。

夕方はAK柴も動き出す。

湾屋川、日没前の1時間で。

海坊主、ウルマカサゴ17cm ゲット & リリース。

ヒトミハタ19cm ゲット & リリース。
AK柴、これもヒトミハタか?19cm ゲット & キープ… ジグヘッド丸呑みで弱ってしまって、キープした。

いいじゃない、いいじゃない、この勢いで日没の松原漁港へ。

海坊主来たぁ〜!

メッキアジ24cm ゲ〜ット!

ラパラCD9GFR ( 赤金 ) にククンッと、海坊主大アワセ!軽い!一気に寄せた。

いやぁ~… 小さくて、軽くて、楽に抜き上げられて、言う事無し。

何しろ突然のことだが、手網が経年劣化でブチ壊れてしまって、そこそこでも大きいのが掛かったらどうしようかと心配していたもんで。

こんな小型のヒラアジに、こんなに嬉しいなんて… 。

ノンキーのニバイ19cmと並べたまな板ショー。24cm がひときわ輝いてる!

歴代の大ヒラアジ達はバナナの葉っぱに映えたものだが… 。

目玉焼きの皿に乗ってたっていいじゃないか!

あぁ〜 なんか安心した… いるじゃないか、釣れるじゃないか、旨いじゃないか!

    海坊主

AK柴が来たぁ〜!

10月26日(日)

海坊主5時30分起床、6時から8時まで南川漁港の堤防先端でひたすらミノーを引き倒した。

昨日の大物との激闘の余韻冷めやらず、いやが上にも気分は高揚している。

さぁ〜行くぜぇい!

それに応えてか?やはり風が変わったのか?ヒラアジの反応があり、ラパラCD9GFR ( 赤金 ) をチェイスする30〜40cm クラスの魚影を2回にわたって確認した。

明らかに昨日迄とは違う。

昼過ぎからは ( やや… ) 気合いの入り始めたAK柴と共に湾屋川河口へ。

AK柴はタオルのほっかむりで臨戦態勢、岩陰のニバイ、ウルマカサゴを狙う。

と、絶不調の海坊主にもやっと…!

良型のニバイ22cm ゲ〜ット!海坊主はバンダナほっかむりだ。
カンモンハタやオオモンハタとは模様が違う。ヒトミハタのようだ。

さぁ〜本番の夕まずめは松原漁港だ。

AK柴が来たぁ〜!

東シナ海に沈む夕陽と岸壁のヘチを舐めるように攻めるAK柴、自信に満ち溢れている。

海坊主が漁港出入り口のヒラアジを狙うタックルをあれこれ準備していると… 。

いきなりニバイ21cm ゲ〜ット!
「重かったですぅ〜」「もんだどんだいっ!」狙い通りに釣ったせいか、口数が多い。

海坊主がタックル準備に手間取っている内に、調子に乗ったAK柴は2匹、3匹と立て続けにニバイを持って来た!

AK柴が来ちゃったよ… 。

結果、ほんの小一時間でニバイ21cm、21cm、20cm、20cm、16cm ( リリース ) の合計5匹、空前絶後の漁獲を揚げた。

海坊主はAK柴の漁獲処理、花徳水産の仕事に追われて、日没からの30分だけヒラアジ狙い。ラパラCD9GFR にググンッ、ジジィ~ッ、とドラグを鳴らすアタリが一度だけあった… 。

わぁ、久々の大漁だ。

ヒトミハタ22cm、ニバイ ( カンモンハタ・オオモンハタ ) 20cm x 2 、21cm x 2 、まな板ショー大盛況だ。

花徳水産祝大漁の宴会じゃぁ〜。

ヒトミハタのお造り、ニバイの唐揚げ、旨し、旨し、旨しぃ〜!

明日からも期待充分!… か?

    海坊主

風が変わった

10月25日(土)

今日も今日とて海坊主5時起き、気分を変えて今朝は山漁港で5時半からヒラアジを待ち伏せる。

山漁港の夜明け前は… あぁまた雲行きが怪しい。

何も無いままでも8時くらいまでは粘ろうと思っていたが、またもやにわか雨がパタパタッと… 濡れた身体に昨日から変わった北からの風が冷たい。

1時間も釣りせずに、我が家に逃げ帰ってタオルケット被ってまた寝た。

昼過ぎの干潮時、オカズのニバイ釣りに花時名のリーフに行ったが… 。

やはり狙いのポイント、リーフの岬はほとんど水面下の波被りで入れない。

手前のリーフエッジで型の良さげなニバイを一匹掛けたものの、足元の岩陰に潜られてバラシ… 。

さぁ夕方、AK柴と海坊主はもうここしか無い南川漁港、スロープと堤防先端とに分かれてヒラアジを待ち伏せした。

と、遂に来た!

堤防先端、漁港の出入り口で、ヒラアジの30〜40cmクラス対応ライトタックル( PEライン1号にナイロンリーダー3号 )でまんまベイトフィッシュのラパラCD9S(黒銀)を遠投していた海坊主に、想定外の大物がヒット!

推定60cmオーバーのそいつは海坊主必死のポンピングを嘲笑うかの様に、寄せれば走り、寄せれば走り、挙げ句の果てに思いっ切り外海に向かって横走り!

角っこの岩に擦れたのかなぁ?ラインブレイクでサヨナラだ。

随分ファイトしていた様な気がしたが、せいぜい2〜3分なんだろうな… 。

気落ちした海坊主がスロープに戻ると、AK柴も足元でドデカイ奴にガツン!ブチッ!瞬殺されたと淡々と嘆いていた。

ウ~ン、花徳水産は漁獲にはいたらなかったものの、なんか上向きか?希望が出て来たんじゃないか?

風が変わって、季節も変わって、天気も運気も変わるんじゃね?変わるといいなぁ〜… 。

    海坊主

魚いない?

10月24日(金)

海坊主しっかり今日も4時起き。

5時から7時半まで何も無い2時間30分を南川漁港で「まちぶせ」を口ずさみながら、淡々とひたすらキャストをして過ごした。

昼からは島の都会、亀津にあれこれ買い出しに。

なんだか疲れが溜まっていたのか、海坊主は帰りの運転中から眠気に襲われ、帰ってからバッタリ、夕方 17:00pm まですっかり何も考えずに寝てしまった。

夕まずめは気分を変えて山漁港へ。

AK柴ここんとこ毎日夕方の1時間しか釣りをしていない。

「魚がいないんですねぇ〜…」

いないのかなぁ〜?やっぱり。

釣りが駄目なら、楽しみはやっぱり… 。

エビとかイカを買って来て、軒先のウッドデッキで海鮮七輪バーベキュー!

ビール旨し!ワイン旨し!

まぁ〜なんか幸せじゃん!?

    海坊主

刺身だぁ〜!

10月23日(木) 其の2

ここまで釣れないと、頼るのは神仏だ。

ご先祖様に何頼もう?AK柴は「とにかく一匹釣らしてください」って手を合わせたらしい。

墓参りの後は、昨日突然のゲリラ豪雨でろくに釣りにならなかった秋利神川へ。

久し振りに秋利神の浜の更に先に行ってみた。岩場を拓いた水路、プールなどがあり、AK柴はど~んと腰をおろして粘る。

その後も海岸に降りて浜を中心に攻めてみたが反応は無し。

湾屋川に転進。

AK柴は満潮に向かって水位の高い岸際の岩場を攻めて「あの汚い奴を釣ります」って… 。

汚い奴って?

ウルマカサゴ 15cm ゲ〜ット!コイツはよく泥を被った様な状態で釣れるので、汚い奴と言っているらしい。

一週間目にしてAK柴初ゲットは厳つい顔のウルマカサゴ15cm だった。

リリースサイズだがともかくやっと一匹釣ったぞ。

最後に日没までは、これまた昨日は土砂降りの雨でろくに釣りにならなかった松原漁港でリベンジだ。

おおっ、AK柴お見事!

顔がデカイんで小さく見えるがウルマカサゴ 20cm 、立派なキープサイズだ。

得意のヘチ釣りでウルマカサゴ 20cm ゲ〜ット!

ありがとうAK柴、これでやっと新鮮な刺身が食える!

海坊主今回は来島一週間にして、やっと2匹目の調理、ウルマカサゴのお造りだ。

やっぱり徳之島の宴会はこれ、これだよなぁ。

花徳水産明日も頑張らねば!

ん〜… 、「なんか釣らしてください」ってお願いした海坊主にはまだご利益はないのか?

    海坊主

待ち伏せ

10月23日(木)

今朝も4時に目覚める海坊主、起きるでもなく二度寝するでもなく、あれこれ想い悩みながらウトウトグダグダしていた。

行くなら南川漁港、大型ヒラアジの魚影があり、チェイス、ヒットまであったのだから当然だ。

ヒラアジは漁港内を回遊している。

潮廻りによって、潮時によって、潮位によって、タイミングは様々なのだが。

南川漁港最奥のスロープ。ここでは度々ベイトフィッシュが追われ、捕食されている。

何処で待ち伏せる?今回も何度もベイトフィッシュが追われていたスロープか?コの字型の堤防の途中から先端にかけての港内リーフの何処かで群れの通過を待ち伏せる?

堤防先端は大潮の満潮時、外海が荒れている時などには波被りになったりして… 結構怖い。

今朝は堤防先端に陣取って、まちぶせ… 。

薄暗い中ひたすらミノーを投げながら、ふっと50年前の事を思い出していた。

土曜日昼頃の「笑って笑って60分」というTV番組の事だ。

伊東四朗がベンジャミン伊東、小松政夫が小松の親分さんなんかで売れ出していた頃で、キャンディーズも出ていたかな?(見ごろ食べごろ笑いごろの方か?)

そこに新人歌手が白いTシャツ、白い短パンのジョギング姿で現れて、ポニーテールを揺らしながら歌ったデビュー曲が「まちぶせ」だった。

なに?デビュー曲の作詞・作曲が荒井由実?驚愕する若き海坊主!それに… それになんて可愛い娘なんだ!?

それが三木聖子「まちぶせ」だった。

あれ?と思ったあなた、石川ひとみはカヴァーだし、それなら徳之島だけにいっそ鹿児島県出身の柏木由紀 ( 元AKB48 ) の歌う「まちぶせ」ってのはどうだ?ゆきりん結構いいぞっと!?

三木聖子はその後シングル3枚、アルバム1枚を出しただけで引退してしまった。

海坊主は別にアイドルなんかには興味はなかったが、この娘が引退後プロダクションの事務員をしているなんて事をどうして知っていたのか、不思議だ。

あぁ〜青春だったのかなぁ… 。

… なぁ〜んて事を想いながら、三木聖子の「まちぶせ」を小さな声で歌いながら、海坊主は堤防の先端で、なぁ〜んにも起こらぬ2時間半を今朝も過ごしたのであった。

なんだか妙に心楽しい朝だった。

    海坊主

ググンッ!

10月22日(水)

… プンッ!… ふわぁ〜… 。

ルアーアングラーなら分かるよね?あの感触… 。

今日のデータは、大潮、日の出 6:28am 、日没 17:51pm 、満潮 7:00am と 18:43pm 、干潮 12:48pm 、天気予報は曇り、夕方に一時雨となっている。

最低気温25℃、最高気温29℃、湿度が高いので不快指数爆上がりだ。

海坊主例によって午前4時には一度目が覚めて、二度寝で寝過ごすワンパターン。

6時起床でバタバタした挙げ句に南川漁港のスロープに立ったのは、すっかり明るくなった6時半だった。

ほ〜ら明るい、すっかり明るい、しっかり雲行き怪しい。

今回唯一ヒラアジの存在を確認しているこの南川漁港で何等かの手掛かり、希望が欲しい… と、突然上の写真スロープの左手前にバシャバシャッと小魚が追い上げられた!

スロープ右の角にいた海坊主、すかさずK-TEN パールレインボーをスロープ内にキャスト!

ググンッ!

… プンッ!… ふわぁ〜… 。

… ミノーが外れた、手応えの無い感触。

気が抜けた、魂の抜けた、虚脱感。

「ここは何処?私は誰?今は何時な     の?」

嗚呼、千載一遇万回不遇、ぐうの音も出ない敗北感。

暗い空、真っ黒な雲から大粒の雨が降りそそぐ。

「大っ嫌いだ!徳之島なんてっ!」

    海坊主

親爺彷徨う

10月21日(火)

まず天気が不安定で、予報はとにかく雨。

海坊主午前4時に目覚めるがエライ音立てて土砂降りの雨。

ウトウトしている内に5時になると雨が上がった。

NHKのデータ放送で天気予報を見ると、8時頃までは曇りの予報、その後は傘マークだが、分かったもんじゃない。

よ〜し、南川漁港のスロープへ。

ベイトフィッシュの気配も無い。魚っ気が感じられない。

7時には上がって、海坊主は昼過ぎの干潮時に花時名 (けどきな) 漁港のリーフを見に行った。

大潮のド干潮なのにリーフの岬が波被りになっている。オカズのニバイ釣りができないじゃないか。

やばい、オカズのニバイが釣れない。

島に来て5日目、そう言えば海坊主はまだバラクーダ一匹しか捌いていない。

刺身食ってないじゃないか!?

AK柴は平土野に行きたいと言うが、海坊主はなんか釣れる気がしなくて苦手なポイントだ。

じゃぁニバイやウルマカサゴの釣れる (かもしれない?) 平土野漁港から行こうと。

漁港内のヘチを舐めるが、濁りもかなり入っていて、全然駄目だった。

う〜ん、じゃぁ大岸壁はというと… 。

こっちでもヘチ狙いか〜い?んん、空模様が怪しい。

パラパラッと雨粒が風に乗って来たりする。

16:00PM 過ぎ、早目に松原漁港に移動。

港内リーフは水面下で降りられない。堤防の上からフリッピングで石積みの際を1m刻みに攻めて行くと… 。

ほ〜ら、ニバイ18cm ゲ〜ット!ん?来島5日間でまだ3匹目!?それもリリースサイズ?

それに、あぁ〜…空模様がぁ〜… 。

あっと言う間にだだ降り土砂降りの雨!昨日の雨の再現か?パンツまでぐしょ濡れに … 大丈夫、親爺二人短パンの下はノーパンだ。

車に避難して30分待っても雨の勢い衰えず、17:00PM で早上がりすることに。

漁港そばの徳田百貨店 (地元スーパー) でツマミの惣菜を漁っている内に、なに?雨が上がった?

大潮の満潮と日没が重なった貴重なチャンスタイムかも?

松原漁港に引き返して、多少の雨が何だ、これ以上濡れようもないし、再チャレンジだ!

でもまた普通に本降りの雨が降り出して、日も沈んで、アタリも無いし… 。

はいっ、おしまい〜。

トライアル・アンド・エラーは世の習い、欲望に惑う親爺の性 (さが) 、散々彷徨った挙げ句のお疲れ様な一日だった。

まぁ、明日があるさ、なんくるないさぁ〜… 。

   海坊主

島の天気ぃ〜…

10月20日(月) 其の2

なんか漁港内のヒラアジには期待できそうもないんで、昼過ぎ一気に島の反対側、東シナ海に流れ込む秋利神川に行ってみることにした。

群れが入ってるかもしれないから上流に行ってみた。

AK柴は橋の上から魚影を探していたが… 。

「魚いないっすねぇ〜」

河口に行って海狙い。

な〜んか空模様が怪しい。
河口の岩場が地続きになっている。チャンス!… だが、空模様が怪しい… 。

岩場に渡って外海を狙うも良し、足元の岩陰の大物ニバイを狙うも良し、海坊主はガシガシの岩場に踏み込んだが… 。

あぁ〜… 雨が、雨が、突然のゲリラ豪雨が… 半端無い雨が降り出した。

あぁ〜… ろくに釣りしてないのに… 。

浜にいたAK柴も慌てて引き揚げて来た。

車に戻るまでの数分でパンツまでぐしょ濡れに… って、海坊主は短パンの下はノーパンなんで大丈夫!

川みたいになった道路を、ボートの様に水しぶきを上げながら車で約30分、なんとか無事に我が家に帰った。

あぁ〜あ、予報は雨だったんだから文句は言わない、言わないけどさぁ… 。

明日からの週間予報は、気温は最低気温が25℃を切って、最高気温も30℃を切って秋に向かっているようだが、週末までずっと傘マークが付いている。

でもあてにならないよなぁ… 。

    海坊主

島の天気

10月20日(月)

週間予報はノストラダムスの大予言、前夜の予報は島の婆さんの辻占い、当日予報は一か八かの大博打… って程度に考えてはいるが… 。

今日は一日雨の予報で、夜中は大きな音立てて土砂降りだったし、4時頃に目が覚めた時には止んでたけど、降り出す前に何処の漁港に行こうか考えてる内にパタパタッと雨の音が… 。

諦めて本格的に二度寝した。

ところが、月曜日は燃えるゴミの日なんで7時半にゴソゴソっと起きだすと、なんと!スッキリ晴れてるじゃん!

我が家の地域ゴミ出し場。裏の山はハブの巣だって話で、数年前まで「ハブに注意!」の立て札があった。夜明け前、釣りに行くついでにゴミ出しする時はホントに怖いよぉ〜。

NHKデータ放送の天気予報見ると、やっぱり一日傘マークで、なんなら雨量3〜4mm/hで本降りじゃん!?

そ〜かい、ど〜しても釣り行かせたくないって?… わかった、釣り行ったる!何処でも行ったる!何でも釣ったる!

まずは朝飯じゃぁ〜。

    海坊主