ヤマメ解禁 大芦川

4月2日(火) 去年に続いて今年も栃木県鹿沼市の大芦川へ解禁3日目の釣行だ。

前週のまとまった雨で水量たっぷりのドンドコ流れ。

平日で釣り人は少なく、水も綺麗に澄んでいて気分は最高だが、流れが速くて水量が多く、結構釣り辛い。

流れの緩んだ淵や岸際でヤマメのチェイスがあったがアタリが小さくバラシてしまう。

流れの中の岩の周りなどはダウンストリームキャストで丁寧に攻めていった。

流れの中の岩陰からは度々ヤマメのアタックがあった。

結局のところ海坊主がキャッチできたのはこいつ一匹だけ。

岸際の浅いワンドでライズを見つけてキャストしたミノーにヒット!
バシャッと水面を割ってミノーに食い付いて来た20cmの可愛いヤマメ。

大芦川はヤマメ持ち帰りの匹数制限が無いので張り切ってミニクーラーボックス持って来たのに…. 。

頭が取れてしまってさらに小さくなったヤマメの塩焼き。徳之島の海の塩 “ましゅ” を使ったんで最高に旨し!…. もう2~3匹食べたかった。

アブレの編集長は朝はイクラで5匹キャッチで3匹キープし、午後には秘密の魚園を見付けてミノーで連続ヒットを楽しんだと満足した様子だった。

秘密の魚園でヤマメ入れ食い!

 ((φ( ̄ー ̄ ) いーなー…. 。

ところで大芦川には去年に続いて大きな謎が残った。

見よ海坊主のウェーダーシューズのソールが!

バッコリと見事に剥がれたビブラムソール!

昼休みに川から上がろうとして右足を大きく踏み出すとなんと!靴底がパカパカッと剥がれかかっているではないか!

岩に腰掛けて左の靴底はと見ると、ななんとなんと!不思議にも既に左の靴底は剥がれて無くなっていた!

実は去年にも同じ事が。(^_^;)

去年のこのウェーダーも右足のソールが取れかかって、左足を見たら既にソールが無くなっていた。

ガックリきた海坊主、車に戻るともうアブレはウェーダーを脱いで待っていた。

剥がれたソールを見せるとアブレが大笑いだ。

拗ねる海坊主にアブレはこれまた剥がれたフェルトソールを見せてくれた。

やはり剥がれかけたソールに気が付いて、もう片方を見ると、そっちは既に剥がれて無くなっていたという。

これは怪しい!?

ここには妖怪 “ウェーダーシューズのソール剥がし” が居るに違いない。

恐るべし大芦川!?

「次回に向けて接着剤たっぷり塗ってソール貼り付けたぞ!」(アブレ談)

…. 前向きだなぁ。(((^_^;)

    海坊主

オーパ!

これまた半世紀前の本だなぁ。

何事であれ、ブラジルでは驚ろいたり感嘆したりするとき、「オーパ!」という。

開高健が50年近く前に日本版PLAYBOY誌に連載したブラジル・フィッシングの旅。

海坊主はPLAYBOYは読んでなかったし、連載終了後に出たハードカバー本は3000円近くして手が出なかった。

この文庫本になってから読んだんで、ざっと40年ぶりの再読かなぁ。

当時では珍しいブラジル、アマゾンの写真がいっぱいで、ドラドとかピラルクーなど怪魚の姿を初めて見て度肝を抜かれた。

開高健恒例の扉の言葉は、これまた海坊主は良く引用していたが、ここで読んだものだとは忘れていた。

「一時間、幸わせになりたかったら酒を飲みなさい。

三日間、幸わせになりたかったら結婚しなさい。

八日間、幸わせになりたかったら豚を殺して食べなさい。

永遠に、幸わせになりたかったら釣りを覚えなさい。」

中国の古い諺だとか。( *諸説あります )

相変わらずの開高節絶好調!アマゾンの怪魚満載で楽しい事この上無しだ。

    海坊主

ありがとタネやん!

広島のタネやんから徳之島救援物資が届いた。

125mm ~140mm のトッププラグがゴロッと!

タネやん最近は山口のヒラアジをペンシルベイトで狙っているだけあって半端無いプラグ揃いだ。

ここんとこ引き籠って読書三昧の海坊主。

アブレの編集長からの釣りのお誘いはタナゴ釣りだし… 。

タナゴって掌 ( たなごころ・手のひら ) に100匹乗るからタナゴって言うアレでしょ? ( *個人の意見です。*諸説あります。)

久し振りにデカプラグ見て元気出たぞ。

ま、さしあたり今月はタナゴ釣り行くかな?

んで、4月は栃木の大芦川のヤマメや管釣りの虹鱒釣って、段々気分を盛り上げて行って、いよいよ5月のG.W. 明けには徳之島に出発だ。

よーし、それじゃあ今日は開高健の「オーパ!」でも読んで、心に小さく種火を灯すっかな!?

    海坊主

フィッシュ・オン

必読!四の五の言わずに直ちに読むべし!

開高健50年前の著書である。

この写真の文庫になって海坊主が読んだのも、もう40年前になるかも。

「 都会は石の墓場です 人の住むところではありません 」

この文庫本の扉にあった言葉。

これは100数十年前のパリに住んだ「考える人」で名高い彫刻家オーギュスト・ロダンの言葉。

海坊主は徳之島から帰って、羽田から首都高を北千住に向かうリムジンバスの中で、東京の街を眺めながらいつもこの言葉を思い出していた。

「 魚釣りとは竿のさきに糸がついていてそのはしに魚がおり、もう一方の竿の端にバカがいる状態である 」

海坊主はアンブローズ・ビアス「悪魔の辞典」で読んだものとばかり思っていたが、これもこの本の中に、ある諺として出てきたものだった。

いやぁ~流石に開高健、博覧強記というか錯乱狂気というか…. 。

開高健の釣りは基本ルアーフィッシング。

スウェーデンABU社のゲストハウスに泊まってABU社の川でパイクを釣る ( アンバサダー5000Cで、Toby で! ) なんていう羨ましい話なんかも。

釣り好きでなくても幸せなひとときを過ごせます。

    海坊主

ヒットルアー (^-^)/

徳之島拾遺 7

10/21(土) の真っ昼間、秋利神の浜でAK柴がゲットしたヒラアジ63cm!

まぁなんとデカイこと!体高もあって立派なオニヒラアジだ。う~ん、ロウニンアジかなぁ?

そのヒットルアーがこれ、Amazonで見付けた6本セットでたった1800円のミノーだとAK柴は威張っていたが。

オルルド釣具ヘビーウェイトシンキングミノー A 8.8cm・26g 。

「へぇ~?」と感心してAK柴の使わない ( 釣れる気がしない? ) というレッドヘッドを貰って投げてみると… 。

見た目リップが長くロングビルミノーみたいだったが、やたら重くて泳がないし、こりゃあジグだなと。

 ((φ( ̄ー ̄ )

使いどころ無いんじゃない?と思っていたが。

AK柴は真っ昼間のぼうぼうとだだっ広い秋利神の浜でコイツを投げまくった。

AK柴は、秋利神の浜で投げるとすぐに沈んで、ゴツゴツ底に当たるように引いているとグウッと重くなって、後はもう走られまくりだったと。

うん、正しい!真っ昼間のサーフでミノージグでボトムを小突くって、正解だと思う。

そうか、考えてみたらAK柴は徳之島ルアー歴10年以上、いっちょ前のルアーアングラーじゃね!?

 ((o( ̄ー ̄)o))

m(__)m おそれいりました!

    海坊主

サプライズ σ(^_^;)?

徳之島拾遺 6

それは忘れようとしても思い出せない(?) 10/21(土)のことだった。

前日夜明け前の松原漁港を最後に朝マズメ引退宣言をしたAK柴を残して、海坊主が18日連続で南川漁港に通い詰めた、その最初の朝だ。

5日前の10/16(月)に5~6年ぶりの大物ギンガメアジ51cmをゲットした南川漁港で2匹目の大物ヒラアジを狙い打ちするぞ!

小潮で4:46amの干潮から1時間、6時前の南川漁港はまだ真っ暗で、海坊主は6:27amの日の出を待って外海側堤防の港内リーフに降り立った。

漁港内とはいえ、さすがに初めてのリーフに暗い時間に降りるのは… ねぇ?

狙い通り大物ヒラアジの群が入っていた!数回のアタリ、バラシの後にガツンと来たのがコイツだ。

K-TEN BLUEOCEAN 125 マッケレルをガッツリ食ったギンガメアジ53cm!

その場でエラと内臓を取り出して、そそくさと我が家へ戻ると、AK柴はまだぐっすり寝ている。

海坊主そ~っとキッチンの冷蔵庫に獲物を仕舞うと、安らかに寝息をたてているAK柴を起こさぬように二度寝(?)に入った。

起きて冷蔵庫を開けたAK柴が「あれ」を見たらどんなに驚くか!?

おおっ、なんという迫力!

楽しみだ。(^_^)v

昼頃にやっと起きて朝兼昼食。

ここまでは豆腐や納豆などの食材を入れてある、もうひとつの冷蔵庫しか開ける様子が無い。

午後3時のコーヒータイム、この時にAK柴はミルクのある「あれ」の入った冷蔵庫を確実に開けるはず。

楽しみだ。o(^o^)o

ところが、いつもなら日中陽盛りの釣りを嫌がって、庭仕事に励むはずのAK柴がなんと!

「秋利神川へ遠征しましょ」

これが海坊主とAK柴二人の運命を大きく変えたとんでもない気紛れだった!

こんなの釣っちゃうんだもんなぁ!

秋利神の浜からヒイヒイ言いながらAK柴がぶら下げて来たのは63cmのでっかいオニヒラアジ!

 Σ( ̄ロ ̄lll)

現場解体で使うナイフと調理ハサミは朝洗ってそのままキッチンに置きっぱなしだ。

海坊主とAK柴は (ある別々の意味で) 驚き、呆然としながら急ぎ我が家に帰った。

なんてこった!海坊主は風呂場でこのデカイ魚を捌く羽目になった。

海坊主が風呂場でオニヒラアジ63cmと格闘している間にAK柴は冷蔵庫を開けたのだろう… 。

「けっこう大きいの入ってますね」

フツーの顔してAK柴が言った。

 m(。≧Д≦。)m

    海坊主

徳之島水揚げ (^_^)v

徳之島拾遺 5

今年秋の徳之島は10/12(木)出発、11/9(木)帰宅の29日間というこれまでで最長の日程だった。

実質滞在中の25日間は釣りをした。

AK柴は熟睡できないからという理由で、島到着早々に、夜明け前の釣りには出ないという朝マズメ引退宣言をした。

 ((φ( ̄ー ̄ )

ゆえに例年と比べても釣り時間は短くなっているはずなのだが… 。

ヒラアジ26・29・63cmの3匹、ニバイ14~21cmを9匹、カサゴ19・21・22cmの3匹、エソ15cm 1匹、フエダイ10cm 1匹、ミノカサゴ25cm 1匹、以上6魚種18匹の水揚げだった。

オニヒラアジ63cm!でかいよなぁ!

前半と後半では大きく内容が変わったが、釣り始め早々に2匹連発、そのすぐ後には自己記録更新の63cmを揚げたヒラアジの漁獲が驚異的だ。

後半はミノーでのヒットが薄いと見るやヘチ釣りに力を入れ、ニバイやカサゴの漁獲を伸ばしたのは見事であった。

ゴンザレスAK柴!ニバイ釣りカサゴヒット率25% はそう呼ばれるにふさわしい。

海坊主もこれまた前半戦に驚くべき漁獲だ!

ヒラアジ16~64cm 全14匹ゲットの内訳が、16cm 1匹、20cm台6匹、とメッキクラスは半分の7匹。

あとは35cm、35cm、37cm、この上の2~3年に1匹出るか出ないかというサイズ、48cm、51cm、53cm、そしてそして海坊主歴代記録2位の 64cm だ!

ちょっとスリムなオニヒラアジか? 64cm は走ったなぁ~!重かったなぁ~!

この内、ラストフィッシュになった35cm 1匹以外の6匹は、島に着いて釣り始めの10日間程でゲットしている。

どっしぇ~ (○_○)!! 驚異の前半戦じゃねっ?

ニバイにしても海坊主歴代2位の32cmを含めて前半戦で釣った14匹のうち、20cmに満たなかったのはたったの3匹だった。

そのためなんと!冷蔵庫がいっぱいになって、20cmを超えてるのに、せっかく釣ったニバイを何匹かリリースするという事態になった。

 Σ( ̄ロ ̄lll)

そんなバチ当たりな事をしたせいか?後半では15~19cm 8匹、23cm 2匹と型は急落したが、まぁ全体でまとめればニバイは 15~32cm 24匹で、食生活を豊かに支えてくれた。

嬉し楽しの新顔はブダイ33cm、ソトイワシ40cmの2魚種。

まさかヒットするとは思ってなかったブダイ33cm!
ソトイワシ40cm!海坊主後半戦のこれがクライマックスだったのか?ボーンフィッシュって言ったら世界的ゲームフィッシュだもんなぁ。

その他、最長84cmのヤガラ、美味しいカサゴはゴンザレスAK柴と比べるとニバイに混じる率が相当低い21cmと18cmの2匹、珍しイソゴンベ25cm、フエダイ10cm 2匹と 27cm、久しぶりに嬉しいクロダイ 27cm、以上で9魚種、全部で48匹の水揚げだった。

今回最大っちゅうか、最長84cmのヤガラ。写真は撮りにくいし、捌くの骨硬くて全身ぬるぬるで大変だし… 美味しいんだけどね。

えっとぉ、なんか記憶ではなく記録に残る?印象としては強烈だったけど、後半尻すぼみで薄れたかなぁ?

… 結論!( ̄ー ̄) うーん、嬉し!楽し!大漁だぁ!

 ( ̄∇ ̄*)ゞ

    海坊主

島の天気 (^_^)v

徳之島拾遺 4

この秋の徳之島はここ2~3年無かったくらい天気が良かった。

夜明けの空を見上げれば秋だなぁ~という雲が。でも最低気温が20℃切らないんで短パンTシャツ姿で釣りできたりするんだよね。

4週間近い滞在中、日中雨が降ったり、風が強かったりで外出できなかった事は無かった。

でも島の天気って変わりやすいんで、釣りしてる最中の俄か雨はあって当たり前だ。

夜明け直後ぱらぱらっと俄か雨があって、ほんの1~2分で上がったら綺麗な虹がすぐそこの家の後ろから出てた。

天気予報なんて、週間予報はノストラダムスの大予言くらい当てにならないし、当日朝の天気予報も信じられないというか信じると痛い目にあったりする。

 ((φ( ̄ー ̄ )

花徳の我が家は太平洋側だが、晴れてるからと一山越えて東シナ海側の松原漁港に行ったら雨だったりする事は結構ある。

日中どピーカンの秋利神川で、頭上には太陽が輝いてるのに突然の俄か雨!それも大粒の本格的雨!と思いきや、ほんの1~2分で止んでうっすら虹が。

徳之島や天草に行くと綺麗な満天の星空や、うっすら天頂付近に見える天の川が楽しみだったのに、ここ2~3年は天気が悪くて見えなかったのだが、今回は思いっ切り堪能できた。

 ((o(^∇^)o))

さすがに写真には撮れなかったけど、みんなに見せてあげたいなぁ。

天の川は雲がかかったり、月が明るかったりすると見えなくなるんで悲しい。満天の星も半天くらいになっちゃうし。

「君たちの日頃の行いが良かったからだよ」って、小学校の遠足の時なんかに校長先生がよく言ってたなぁ。

 (* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪

    海坊主

造園業 (^_^;)

徳之島拾遺 3

花徳水産の造園部門はほぼ毎日AK柴が働いている。

庭のバナナのはびこり様ったらない。伸び放題、増え放題だ。

今年の春にAK柴は大胆かつ獰猛なまでにバッサリどーんとバナナ刈りをしたのだが、夏を挟むと元の木阿弥だ。

 Σ( ̄ロ ̄lll)

これでバナナの実が成っていればまだしも、この秋は実りが全く無かった。

しかし帰りまでの三週間、ほぼ毎日を庭いじりに費やしたAK柴の努力で、ずいぶんと庭は整った。

その成果のひとつがこれ。

2年目の初代ハイビスカスは完全に根付いて花を付け、ぐんぐん伸びている。海坊主の頭のわきに小さくピンクの花が見えるかな?

ここ2~3年で50本以上もの挿し木をしたハイビスカスがようやく根付いてきた。

 (“⌒∇⌒”)

不在の間、根付く前に水不足で枯れてしまったり、生存率は1割程度と低かったが、元々が強い植物なので、残ったハイビスカスは順調に育っている。

入り口の車庫の脇のハイビスカスも根付いていた。ここの花は赤いのが咲くはずなので楽しみだ。

バナナ屋敷になりかけていた我が家だが、いずれ華やかにハイビスカス屋敷となることだろう。

 \(^o^)/ \(^-^)/

え? AK柴が造園業に励んでいる時に海坊主は何してたかって?

本業の水産業、オカズのニバイ釣りに決まってるじゃないかっ!

 (@ ̄□ ̄@;)!!

ほーら、こんなデカイのも釣ったし!

うちの花徳水産は不倫しないし、固定資産税は納めてるし、適材適所の分業制なの!

 ((o( ̄ー ̄)o))

    海坊主

徳之島名物 (^_^)

徳之島拾遺 2

闘牛のお散歩。(*^O^*)

徳之島では結構良く見掛ける光景。

我が物顔の牛さん。8才だって。

「体重は1トンくらいあるんですか?」

「いやぁー、950キロくらいですね」

 (@ ̄□ ̄@;)!!

どっちにしろ軽のレンタカーじゃ衝突したら負けるよなぁ。

右側に避けてそうっと通らせてもらいました。

 (; ̄ー ̄A

    海坊主