10月5日(日)
今日は釣りのできる最終日、明日の朝には我が家を離れる。
O田は何か作業があるとかで、8時過ぎに迎えに来ると言って、養殖場跡ガード下の岩場ポイントに海坊主を置き去りにして帰って行った。
ガード下の岩場は中潮の満潮と重なってまるっきりの水面下だ。

おまけに濃霧で、昨日の雨のせいか、濁りまで入っている。

1時間以上ガード沿いにウロウロ、沖目掛けてロングキャストし、ボトムバンプし、スイミングし続けたが何も無い。
そろそろ8時かなぁ、お迎えが来るなぁ、アブレるのかなぁ?と、破れかぶれになって、ふとガード下の石垣沿いに紫色のリングワームをポトリと… 。
「必殺ヘチ釣り!」


なんだかなぁ~… 沖目に投げて、散々根掛かりして、あの悔しい思いの数々 ( 10回以上だぞっ!) は何だったんだ?
その後、さらにガラカブ14cmをヒット(リリース)して、穏やかな心でO田のお迎えを出迎えた。
しかし何かしら素直に喜べない自分がいて、「幸せの青い鳥はこんな近くにいたんだよ」と賢しら顔で言われているような、「馬っ鹿じゃないの?」と言われているような… 考え過ぎかなぁ?
なんか納得でけへん、満喫でけへん!
海坊主