島の天気 (^_^;)

島の天気を7日先まで予報する週間予報には無理がある。

一言で言って冗談だ。

 (; ̄ー ̄A

前日の予報で、まぁ気休め?

 σ( ̄∇ ̄;)

当日朝の天気予報には、はっきり言って悪意がある。

 ( ̄ー ̄)

昨夜の予報では今朝は夜明け前から雨だった。

「ま、ゆっくり寝てましょ」

8時過ぎて起きてみると曇り空。

夜に降った様子もない。

「油断させようとしてますね」

 ((φ( ̄ー ̄ )

今回、もう3~4回騙されている。

しかし朝飯をゆったり食べて、まったりしていると… 昼になってもまだ雨は降りださない。

「ちょっと行きますか?」

島の南、伊仙町の前泊漁港へ。

「また騙されるんですかね?」

まんまと騙された。

 ( >Д<;)

20kmちょっと、30分ほどのドライブで前泊漁港に着いたとたん… 雨が降りだした。

「小雨ですよ」とAK柴はたちまちズブ濡れに。

AK柴は頑張って ( 意地で ) ミノーを投げ、エギを投げるも雨は本降り、吹き降りにと強まる一方だ。

車のハッチバックドアの下に何するでもなく佇む親爺ふたり。

港に着いてからの1時間のうち、45分間は雨宿りしていた。

「馬鹿な人たちねぇ」

海坊主には、片頬を緩め、左の唇のはしを少しだけキュッと上げた性悪な女神の姿が確かに見えた。

思わず海坊主は呟いた。

「も、もっと汚ない言葉でオレを罵ってくれぇ~…」

すると雨が小降りに、確かにひととき小降りになったではないか!

AK柴はすぐさまミノーを投げ始める。

海坊主は気乗り薄ながらも、お付き合い程度にとグラブを持ち出し、漁港堤防下の岩陰を探ってみた。

するとなんと!海坊主にとって6日振りになる20cmのニバイをゲ~~~ット!

美しい、麗しい、ナイスなニバイ20cm。
O(≧∇≦)O 超嬉しす!(((o(*゚∀゚*)o)))

海坊主の脳裡に、右の頬にも笑みを浮かべた女神の姿が… !

海坊主は思わず呟いた。

「じょ、女王様と呼んでいいですか?」

すると海坊主の耳にこんな言葉が。

「良くってよ」

20cmのニバイを捌いてみると立派な肝も。小さいながらも頑張ってお造りにした。

この何物にも代えがたい貴重なニバイを女王様に捧げます。

 ((o(^∇^)o))

   海坊主